身体と環境をしっかり整えて在宅に帰ることを目指す病棟

地域包括ケア病棟では、疾患や障害の種類に関わらず、急性期病院での治療後のリハビリや療養、在宅生活からの医療を受けられるような「生活支援+医療」を提供します。

電話番号
0568-88-0568

かかりつけの病院・介護施設からの入院相談 → 地域連携課

急性期病院等から転院相談 → 医療福祉相談課

地域包括ケア病棟の役割

地域包括ケア病棟の役割

① 急性期病院治療後のリハビリと在宅復帰支援(ポストアキュート)

高度急性期病院にて専門的な治療や手術を終了したのち、療養やリハビリが必要な方への在宅復帰支援の役割を担っています。

対象の方

急性期での治療が終了している方

在宅での医療処置の習得が必要な方

自宅環境、介護保険サービスなどの調整が必要な方

 足関節の骨折で手術をした方や、手術はしていなくても安静な状態を維持する必要がある方は、足に体重をかけられず松葉杖が必要となり、段差などの多い自宅での生活が困難となります。このような場合、急性期病院で退院となっても、地域包括ケア病棟に転院していただくことで、筋力を強化することや関節の動きが悪くならないようにするなど、足に体重をかけられない時期からリハビリを開始していくことが可能となります。また、医師がレントゲン検査等にて体重をかけていく時期を適宜確認しながら、歩行や自宅での生活を想定した動作練習を行っていきます。

★回復期リハビリテーション病棟とのちがい

地域包括ケア病棟は、回復期リハビリテーション病棟と違い、病名に関係なく入院できる病床で、患者さまの病状に応じてリハビリテーションだけでなく治療も含めた医療を包括的に提供しています。

② かかりつけ医や介護施設からの入院と在宅復帰支援(サブアキュート)

 在宅で生活する中で、急な体調不良で入院治療が必要な方や持病があり体調が不安定な方の緊急受入れ対応などを行います。また、当院は在宅療養支援病院の指定を受けており、入院機能を持たない医療機関や介護施設から、治療や入院を受け入れる役割を担っています。

対象の方

肺炎、腸炎、脱水、外傷などの軽症の方(疾患名の制約はありません)

糖尿病の教育入院対象の方

認知症等でお薬調整が必要な方

ご家族の諸事情で一時的に入院が必要な方(レスパイトケア)

 肺炎や心不全の増悪等により、在宅や介護施設などでの生活が困難となり、入院治療が必要になる方がいらっしゃいます。
 地域包括ケア病棟では検査を含めた治療を行いながら、看護師やリハビリスタッフなど多職種で、在宅や介護施設などの生活を想定した動作確認や環境設定を行い、入院していても自宅にいる時のような生活リズムを作ることを支援します。また、必要時にはスタッフが患者さまと一緒に自宅へ訪問し、専門的な視点で自宅での生活を直接確認させて頂き、福祉用具の選定や調整など、退院後の生活での不安解消に向けての支援を行っています。

★ショートステイ(短期入所生活介護)とのちがい

 地域包括ケア病棟では、夜間吸引や在宅酸素を使用されている方など医療的なケアが必要となる患者さまを中心に受け入れています。

地域包括ケア病棟の入院の流れ

地域包括ケア病棟の役割

地域包括ケア病棟の特徴

医師・歯科医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・歯科衛生士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士など多職種で連携して、患者さまの状態に合わせた治療や支援を行っていくことで、早期回復や在宅復帰を目指しています。

症状に合わせた治療はもちろん、骨粗鬆症、認知症、摂食嚥下、糖尿病、排泄ケアなどに対して、専門の委員会やチームが、患者さまの症状や状態に合わせて集中的に関わり治療を促進します。

退院後も安心して適切な医療や介護が受けられるよう、かかりつけ医や介護施設等と必要な情報を共有し、患者さまの在宅生活を支援いたします。

退院調整看護師や社会福祉士が中心となって、在宅復帰までの退院の調整を行っています。他にも、介護支援専門員(ケアマネジャー)や介護サービス(デイサービスや住宅改修など)への橋渡しや社会保障制度などの資源活用をサポートします。

地域包括ケア病棟でのリハビリテーション

Staff’s voice

 当院では、リハビリを行うための設備やスタッフを充実させ、患者さまの能力を最大限に活かし在宅復帰を目指したリハビリができるような病棟づくりを目指しています。

 地域包括ケア病棟でのリハビリの主な取り組みを4つご紹介します。


1. 幅広い患者さまの病態に合わせ、適切な運動や生活指導、摂食嚥下等の個別でのリハビリテーションを提供しています。どのスタッフも本人・家族の希望や気持ちに寄り添い、温かみのあるリハビリテーションを心掛けています。


2. 病棟内では、看護師や他職種等と協力して、患者さまの在宅生活を想定した動作確認や環境設定を行っています。入院していても自宅にいるときのような生活リズムを作ることを支援しています。

3. 動作が自立された方や更なる能力向上に取り組みたい方等には、スタッフが不在でもできる自主トレーニングメニューを作成しています。当院では土日でもリハビリテーションアリーナを開放しているため、ご自身の状態に合わせてマシンを使ったトレーニング等も積極的に取り組んで頂き、1日の中でリハビリ時間の拡大に役立てられる環境も整えています。

4. 退院支援として、リハビリテーションスタッフと共に自宅訪問を実施、専門的な視点で自宅での生活を直接確認させて頂き、福祉用具の選定や調整、外出・外泊訓練などを一緒に行うことで、今後の生活での不安解消にも努めるなど、入院から在宅まで一貫した支援を行っています。

患者さまが自宅に退院してからも元気に過ごしていただけるように工夫をしながらスタッフみんなで支援していきます。

地域包括ケア病棟のイメージ

スタッフステーション
24時間スタッフが常駐しています。
医師、看護師、リハビリスタッフなど様々な職種が情報交換を行います。

デイルーム
休憩、面会、打ち合わせ等ご自由にご利用いただくことができます。
Wi-fiも無料でご利用いただくことができます。



個室
テレビ、保冷庫は全室完備。
トイレ、洗面台の有無は選択いただけます。
※お部屋によって広さが異なる場合があります。

特別室
テレビ、冷蔵庫、トイレ、洗面台に加えて、浴室、応接セット完備。
広々としているので、面会時もゆったりとお過ごしいただけます。